
Spring - Furepe Waterfall
春(フレペの滝)3月~5月
5月下旬までは雪が残り、長靴が必要になります。日の当たる草原部では枯野の下にいち早く芽吹きがみられます。付近で越冬しているエゾシカの数が増えてきたことで見られる植物の種類が以前より少なくなっていますが、スミレの仲間やフデリンドウなどの淡色系の花が見つけられます。森林部では開拓時代に植えられたエゾヤマザクラが花を咲かせます。木々が茂る前は野鳥の観察がしやすいので、双眼鏡を持って歩くとより楽しめるでしょう。
オオジシギ
夏鳥としてわたってくるオオジシギやツツドリなどは4月下旬ごろから鳴き声や姿を目にすることができます。エゾシカは雪解けのころに換毛の時期を迎え、足元には冬毛が束になって落ちている様子やお互いに抜き合っている姿も見られます。また、オスのエゾシカは角を落とす時期でもあるので、運が良ければ拾うことができるかもしれません。
春によく見られる植物
フデリンドウ
- フデリンドウ
- エゾエンゴサク
- ツボスミレ
- ミヤマスミレ
- ヒメイチゲ
- ハンゴンソウの芽吹き
- エゾヤマザクラ
- キタコブシ
- ケヤマハンノキ
- エゾノバッコヤナギ
- エゾイタヤ
- ハウチワカエデ
- ミズナラ
- カシワ
春によく見られる動物
エゾシカ
- エゾシカ
- エゾモモンガ
- エゾフクロウ
- オオジシギ
- ノビタキ
- ホオアカ
- クマゲラ
- アカゲラ
- オオアカゲラ
- コゲラ
- ヤマゲラ
- イソヒヨドリ
- ミヤマカケス
- アオジ
- ウソ
- ツツドリ
- ビンズイ
- ウミウ
春の注意点
森林部は雪解けが遅く、ぬかるみが残るため長靴での散策をおすすめします。触れると湿疹が出るウルシもこの時期から伸びてきますので、形を覚えて触れないようにしましょう。軍手の着用もおすすめです。
春の服装
日や時間、歩くペースによって体感温度に個人差が大きい時期です。脱ぎ着のしやすいフリースやウインドブレーカーの重ね着がおすすめです。薄手の手袋や軍手もあると快適です。
