
Summer - Furepe Waterfall
夏(フレペの滝)6月~8月
滝の水量が一年で最も多くなる時期です。新緑と清涼感のある滝、青い海、一年で色彩が最も輝いている大パノラマに出合えます。この時期発生しやすい霧の日には雄大な景色を楽しむことはできませんが、野鳥の鳴き声や打ち寄せる波の音、流れ落ちる滝の音に耳をすませるのも一つの楽しみ方です。また、子を連れたメスジカは神経質になっていますから、そっと距離を置いて見守って下さい。くれぐれも近づいたり触ろうとしたりしないでください。
キオン
植物が茂ってくる季節ですが、見られる種類はあまり多くありません。この時期遊歩道沿いで一際目を引くキオンやハンゴンソウの黄色い花は、エゾシカが好まないために最近増えている植物です。風景も動植物も日々の変化が著しいので、目的を変えて何回か散策するのもよいでしょう。
夏によく見られる植物
ナミキソウ
- キオン
- ハンゴンソウ
- フランスギク
- ホオノキ
- セイヨウノコギリソウ
- ナミキソウ
- ヒメジョオン
- クサフジ
- セイヨウタンポポ
- シロバナニシキゴロモ
- カラフトホソバハコベ
- ササバギンラン
- タチイヌノフグリ
- ヤマブドウ
- ワラビ
- アメリカオニアザミ
夏によく見られる動物
ノビタキ
- エゾヒグマ
- エゾシカ
- オオジシギ
- ノビタキ
- アカゲラ
- オオアカゲラ
- クマゲラ
- コゲラ
- ヤマゲラ
- アマツバメ
- ウミウ
- オオセグロカモメ
- ヒョウモンチョウの仲間
- シジミチョウの仲間
- クワガタムシの仲間
- コエゾゼミ
- エゾハルゼミ
夏の注意点
熟したサクランボの実を食べにヒグマの出没が多くなる季節です。ササやワラビなどの草本が茂ってきて視界が悪いため、常に周囲に注意して歩いてください。草原部は日陰になるところが少ないため、熱中症予防のために十分な水分(匂いのしないもの)を持って歩いてください。
夏の服装
ダニが多い季節のため、薄い長袖、長ズボンの着用をおすすめします。また、散策が終わったらよくチェックしてください。
日差し、紫外線が強いためツバ付きの帽子の着用をおすすめします。
