
羅臼温泉コース 、行程も長く整備 状況もよく ないため、道に迷いやすく上級者向け。登山者の数も少ない。コース中盤までは、沢筋や林内を歩く。途中第1の壁、第2の壁付近 トラバース 足場が悪いので、注意。ここから沢沿いをペイントを頼りに上ると泊場につく。泊場を過ぎると、一部急な斜面に残雪が残る(写真1)。距離は短いが、斜度があるため、アイゼンが必要。

その後沢筋をつめていくと、屏風岩下 大雪渓に 出る(写真2)。この雪渓が完全に消えるのは、例年9月ごろ。かなり急な個所もあるため、10本爪 以上 アイゼンで登る。

また、この雪渓は下山時に雪渓上をまっすぐ下ってしまうと右にそれていく登山道を通り過ぎてサシルイ沢に迷い込んでしまう。下山時に 特に 注意が必要!(写真3)
屏風岩から大きな雪渓を登るとやがて、羅臼平へ至るコースと岩清水方面へ直答するコースの分岐となる。雪渓が残る時期やガスが深いと迷いやすいので注意。この雪渓付近は、雪が解けると広大なお花畑となる。 頂上直下は岩場となっており、転落・落石に注意が必要。コース全線にわたってヒグマの生息地であり、遭遇の可能性がある。