伊藤彰浩/かおり写真展「日本の動物たち 北と南」
伊藤彰浩/かおり展「日本の動物たち 北と南」
南北に連なる日本列島。その距離およそ3000キロメートル。点在する島の集まりには、多様な環境に多くの野生動物たちが暮らしている。高山に生き残るもの、独自に進化したもの、また原始の姿を残すものなど貴重な動物も少なくない。
数多くの人間と野生動物たちが共存しているこの小さな島国に奇跡さえ感じる。そしてこの自然環境を守り、残し、伝えていかなければならないと心から思う。
今回の写真展では日本の自然の多様性に注目し、知床や北海道に住む「北の動物たち」と琉球や小笠原といった島嶼に住む「南の動物たち」をテーマ毎に比べて展示します。
■伊藤彰浩氏(いとうあきひろ)
1964年生まれ、東京都出身。千葉工業大学工学部卒業。中学生の時、部活で顧問の指導により撮影、現像など写真技術を身につける。スナップ、風景、天体写真などを撮影していたが、2005年からは日本の野生動物を中心に撮影、東京を拠点に活動を続けている。
日本自然科学写真協会(SSP)会員。
■伊藤かおり氏(いとうかおり)
1975年生まれ、神奈川県出身。甲南大学理学部卒業。高校時代はワンダーフォーゲル部に所属。部活動を続ける中で、自然の厳しさと美しさを知る。写真を撮り始めたのは社会人になってから。夫と共に日本全国を巡る。担当は動画撮影、アシスタント兼マネージャー。自然相手の撮影に日々奮闘中。日本自然科学写真協会(SSP)会員。