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sea ice in相泊

2月7日、相泊で流氷の姿を確認しました。流氷とは、海に漂う氷で、知床に来るものに限らず、海に漂っている氷は全て流氷と言います。

羅臼で見られる流氷は、オホーツク海を流れて最初に網走に着きます。そこから北西の風が吹くと、知床岬を回り込んで根室海峡に達し、羅臼、国後島の間を行き来するのです。

写真は山の中腹から望遠カメラで撮影したものですが、流氷は肉眼でもハッキリ見えるところまで来ています。いきなり海に氷の大陸が姿を現し、じわじわと海を凍らせていくような景色でした。いずれ、相泊から見える海は凍ってしまうでしょう。その景色を見られるのは何年かに1度です。いつかその写真を撮りたいと思います。例年だと二月の中旬ごろには接岸し、三月のはじめには離れてしまいます。

流氷を見るなら今でしょ!

以上、氷の自然情報第2弾でした。   (担当:インターン 宮元)