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甘い露

今知床は、木々が新緑の季節を迎え、若葉が生い茂っています。それと同時に虫たちも一斉に発生しています。特にイタヤカエデの若葉はヒグマも好物ですが、それ以上にアブラムシは若葉が大好物です。

イタヤカエデの実に集まるアブラムシ

アブラムシはこの時期、クローンを大量に産み出し、急激に増殖します。そして植物の柔らかい葉や茎で汁を吸い、お尻から排泄物を出します。アブラムシがお尻から出す透明な排泄物は、アリなどが好物としている甘い汁で、甘露と呼ばれているようです。

最近、木陰などで車を駐車していると、フロントガラスにベタベタした水滴のようなものがたくさん付いていることがあると思いますが、それが甘露です。砂糖水を吹きかたようなものなので、水で良く洗わないと落ちませんよね・・・。

表面がぬれているように見えるのが、アブラムシの甘露

葉に付いているものを舌先でちょっとなめてみましたが、確かに甘かった(ちょっと渋い?)です。

 

(担当:新庄)