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6年目の春

6年目の春

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今年でフレペの滝遊歩道の開花調査も6年目を迎えました。私たちの身近なフィールドでもあるフレペの滝遊歩道の花々を根気強く見守り続けてきましたが、その中である法則があることが判ってきました。それは、その年ごとの「開花を確認した種数の違い」です。

2014年は3種、2015年は10種、2016年は13種、2017年は12種、2018年は4種、そして今日2019年は3種。これの意味するところは何でしょうか?

フレペの滝遊歩道沿いに開花する草本植物は、どうやら3年周期で開花に変化があるようです。

植物はいつでも好きな時に好きなだけ花を咲かせることが出来るわけでなく、光合成を通じて得られた限りある資源を、根、茎、葉などの様々な器官に配分するバランスの中で、子孫を残すための直接的器官でもある花に投資しています。きれいな花を咲かせるのには相当なパワーが必要であるということが想像できます。

春になると、ケシ科やスミレ科が真っ先に開花することに変化はありませんが、その種数には変化が見られます。その年の気温や、エゾシカの食害等さまざまな要因が考えられますが、そもそも「花を咲かせるパワー」は毎年当たり前のように同量存在するわけでなく、土の中でじっとしている春も存在するようです。

 

(担当:片山)

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