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Wと□とアンドロメダ

Wと□とアンドロメダ

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先日の金星と木星の大接近をご覧になったでしょうか。

ただの光の点と思ってしまえばそれまでですが、天体ショーは地球も宇宙も常に動いているのだと実感させてくれる自然現象です。

星座をつくる恒星たちも季節によって見える時間帯が変わってきます。

夏の夜空の天頂を飾っていた夏の大三角形は西側の空に傾いてきて、秋の夜空の中心を飾るのは秋の四辺形です。四辺形はペガスス座の一部で、ペガススの胴体にあたります。

ペガスス座を中心に、ペルセウス座、アンドロメダ座、カシオペア座、ケフェウス座、くじら座などを探すことができます。これらはギリシア神話のペルセウス英雄伝説に登場する人物や神話の動物たちです。英雄ペルセウスが翼の生えた馬ペガススに乗り、生贄となったアンドロメダ姫を救うためメドゥーサの首を使ってクジラの怪物(ケートス)を退治するというストーリーです(諸説あります)。

注目していただきたいのは、ペガススの四辺形とカシオペア座(アンドロメダの母)の間にあるアンドロメダ銀河です。

空に四角(ペガスス)とW(カシオペア)を見つけたら、その間くらいを双眼鏡で見てみましょう。

他の星と違って、広範囲にぼんやりと光っている星が見えると思います。これがアンドロメダ銀河です。

アンドロメダ銀河は昔は星雲と思われてきましたが、太陽系が所属する銀河系(天の川銀河)とは別の銀河だということが分かっています。天の川銀河よりも大きく、約1兆個の恒星で成っているとか、もはやスケールが違いすぎますね。そんな銀河が宇宙にはさらに数兆個もあるとか・・・

地球からは250万光年も離れていますが、その光を双眼鏡などを使えば見ることができるのです。私達は250万年前にアンドロメダ銀河が放った光を見ている、これはとてもすごいことだと思いませんか?250万年前というと初期人類であるアウストラロピテクスが暮らしていた時代です。

逆に太陽の250万年前の光が、アンドロメダ銀河に届く頃でしょう。もしアンドロメダ銀河に高度な知的生命体がいるとしたら、地球に生まれた猿人の姿を観測して思いを巡らしているかもしれません。

(担当:ノセ)

 

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