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世界一変な火山展 ー知床硫黄山・溶融硫黄噴火の謎ー

世界一変な火山展 ー 知床硫黄山・溶融硫黄噴火の謎 ー

知床硫黄山は知床半島中央部に位置する活火山で、大量の溶融硫黄を噴出することで知られています。1936年には中腹の1号火口(新噴火口)から赤茶色をした溶融硫黄が116,523トンも噴出し、カムイワッカ川に流れ込みました。世界一変な火山展では、世界的に珍しい大量溶融硫黄噴火とその仕組みを紹介します。ご期待ください。

 

山本睦徳プロフィール

1970年京都生まれ、京都在住。関西外国語大学卒業。高校生の時にアメリカワシントン州に留学し、そのときの地学好きのホストファーザーの影響を受けた。その後カリフォルニア州ヨセミテ国立公園の氷河によって形成されたU字谷を見て地学の道へと進む。現在、大阪市立自然史博物館外来研究員、サイエンスライター。知床硫黄山は2005年に初めて訪れた時から14年にわたり研究している。さらに電磁探査、硫黄の分析などを経て、木星の衛星イオの噴火研究につなげていきたい。