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北のアルプ美術館30周年記念移動展



「北のアルプ美術館」は、山の文芸誌「アルプ」をこよなく愛した山崎猛(1937-2020)初代館長が、その芸術性と精神性に富んだ作品と資料を収めた私設美術館です。本展では、美術館に収蔵された「アルプ」作家の作品を展示しています。

 山の文芸誌「アルプ」は、詩人・哲学者の串田孫一が代表となり、詩人の尾崎喜八をはじめ、畦地梅太郎、深田久弥、内田耕作、山口耀久、三宅修、大谷一良、岡部牧夫等が中心となって、1959年(昭和33年)に刊行されました。

 創刊以来一貫して「自然賛歌」の世界を志し、約600人の山を愛した作家たちの詩、紀行文、絵、写真等を発表しつづけました。1983年(昭和58年)、惜しまれつつも300号をもって終刊となりましたが、アルプは現在も多くの読者を魅了しています。
 本展を通して、「アルプ」の奥深い世界の入り口をご案内できましたら幸いです。

 出展作家:串田 孫一、畦地 梅太郎、大谷 一良、坂本 直行