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映画『カナルタ 螺旋状の夢』特別上映 [2022.03.05~2022.03.06]
『カナルタ 螺旋状の夢』は、太田光海がアマゾン熱帯雨林に住むシュアール族の村に1年間密着し、現代の激変する環境のなかで彼らが森との間に築く独自の関係性や、その世界観を斬新な手法で捉えたドキュメンタリー映画。すでに全国約30館で公開され、国内外のアワードで多く受賞し、全国各地のメディアを含む多方面から大きな反響を呼んでいる本作を知床自然センターで上映し、自己と環境の繋がりについて改めて考えます。
日時:2022年3月5日(土)、3月6日(日)
時間:上 映:15:30~17:30(開場:15:00)
トーク:17:30~18:15(太田光海監督と黒沢聖覇氏によるトーク)
場所:知床自然センターMEGAスクリーンKINETOKO
申込:事前予約制。インターネットもしくは電話にてお申込みください。
[WEB]:予約フォームよりお申込みください(https://forms.gle/qXCSQNngDSJAhExZA)
[TEL]:0152-24-2114(知床自然センター)
料金:大人1,500円 中学生以下1,000円 ※未就学児無料
定員:60名/日
太田光海 Akimi Ota
1989年東京都生まれ。映像作家・文化人類学者。神戸大学国際文化学部、パリ社会科学高等研究院(EHESS)人類学修士課程を経て、マンチェスター大学グラナダ映像人類学センターにて博士号を取得した。パリ時代はモロッコやパリ郊外で人類学的調査を行いながら、共同通信パリ支局でカメラマン兼記者として活動した。この時期、映画の聖地シネマテーク・フランセーズに通いつめ、シャワーのように映像を浴びる。マンチェスター大学では文化人類学とドキュメンタリー映画を掛け合わせた先端手法を学び、アマゾン熱帯雨林での1年間の調査と滞在撮影を経て、初監督作品となる『カナルタ 螺旋状の夢』を発表。
黒沢聖覇 Seiha Kurosawa
1991年生まれ。2019年東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科修了。同研究科博士後期課程在籍。タイランド・ビエンナーレ 2021 コ・キュレーター。自然環境・社会・精神の領域を横断する近年の新しいエコロジー観と現代美術の関係性を研究。主な展覧会に、「冷たき熱帯、熱き流氷」(トーキョーアーツアンドスペース本郷、東京、2021)、「欲望:20世紀の初めからデジタル時代にいたるまでのアートと欲望のあり方の変遷」(アイルランド国立現代美術館、ダブリン、アイルランド、2019)、「深みへ‐日本の美意識を求めて‐」(ロスチャイルド館、パリ、2018)、World Art Tokyo「パンゲア・テクトニクス −地殻変動するアート ⇆ ものがたりの分岐点−」(東京国際フォーラム、2018)、第7回モスクワ国際現代美術ビエンナーレ「Clouds ⇆ Forests」(国立トレチャコフ美術館新館、モスクワ、2017)平成 29年度東京藝術大学平山郁夫文化芸術賞受賞。
主催:黒沢聖覇(東京藝術大学)、太田光海(映像作家・文化人類学者)
協力:公益財団法人知床財団
助成:東京藝大「I LOVE YOU」プロジェクト
問合せ:知床自然センター(0152-24-2114)
※新型コロナウイルス感染拡大状況により、プログラムが変更になる場合がございます。
※当日は上映15分前までにインフォーメーションカウンターで受付をお済ませください。
※新型コロナウイルス感染拡大防止の為、KINETOKO館内での飲食はご遠慮くださいますようお願いいたします。