
夕日が沈む頃。ここはオンネベツ川の河口。釣人達が遡上しにきたカラフトマスを釣っていた。
オスの盛り上がった背中がカラフトマス。寿命は2年くらい。川がカラフトマスの大群で黒に染まっていた。川は浅い上に流れが速く、河床も石でゴツゴツ。すでに力尽きているカラフトマスも。
海での定置網、河口での釣り・・・色んな試練。
感動!
みんな必死で生きていた。ただ卵を生むために。川で生まれ、わざわざ海に行き、再び川に帰ってくる。変えられないDNA。
このマスたちはどう思っているのだろうか?何も考えないで「本能」の赴くままに必死で泳いでいるのだろうか。私は必死でただ生きたことがないなぁ。カラフトマス、いいものをありがとう。
(担当:インターン 伊藤)