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カラフトマスのDNA

風景
0903turi.JPG夕日が沈む頃。ここはオンネベツ川の河口。釣人達が遡上しにきたカラフトマスを釣っていた。 オスの盛り上がった背中がカラフトマス。寿命は2年くらい。川がカラフトマスの大群で黒に染まっていた。川は浅い上に流れが速く、河床も石でゴツゴツ。すでに力尽きているカラフトマスも。 海での定置網、河口での釣り・・・色んな試練。 感動! みんな必死で生きていた。ただ卵を生むために。川で生まれ、わざわざ海に行き、再び川に帰ってくる。変えられないDNA。 このマスたちはどう思っているのだろうか?何も考えないで「本能」の赴くままに必死で泳いでいるのだろうか。私は必死でただ生きたことがないなぁ。カラフトマス、いいものをありがとう。 (担当:インターン 伊藤)