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最後の一葉
知床連山は日に日に白くなり、つい先日まで、紅葉!紅葉!ともてはやされていた葉っぱたちはタダの枯葉となって地面を覆っています。モノトーンな知床の冬の世界がすぐそこまでせまってきました。
窓から見える知床自然センター前の林も、風がふくたびどんどん裸にむかれていきます。
こんな時は「あの葉が散るとき私も死ぬの」という病気の女の子のために老画家が「絶対落ちない」葉っぱの絵を書くO.ヘンリーの小説、『最後の一葉』を思い出します。でも、私ならカシワの木を植えてあげただろうなあ・・・ (担当:加藤)