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羅臼岳に登ってきました!
休日に、羅臼岳に登ってきました。
今回は、羅臼側から登り、ウトロ側に下りました。
羅臼側は急な岩場もあり、登りは6時間程かかる上級者向けの登山道です。
この日は天気も良かったのですが、一時は霧に包まれ急に寒くなることもしばしば。雨こそ降らなかったものの、山頂付近は天気が変わり易いので防寒具・雨具は必須です。
半分を超えたあたりの屏風岩付近からはかなり道は険しくなり、傾斜もきつく、道を見上げるようになります。
さらに、頂上目前になると疲労がたまってる所に追い打ちをかけるように急な岩場が出現します。ここは軍手をはめて手を使って登ります。全身の筋肉をフル稼働させて山頂を目指します。
そして登頂!
山の麓は雲がかかり残念ながらよく見えませんでしたが、厳しい道を歩いて山頂に到着したときの達成感といったらもう!
下りはウトロ側に下りました。
下りとはいえ、頂上に登った後の体にはかなり応えました。また、滑りやすい個所もあり、気が抜けません。
怪我することもなく無事に帰ってくることができましたが、岩尾別登山口に到着した頃には下半身はぷるぷる震えていました...。
その後、数日は筋肉痛に泣かされたのはいうまでもありません(泣)。
登山前の準備運動、登山後のストレッチはかかさずにしましょう!
(インターン・田村)
写真:2014年8月31日
<羅臼岳登山に行かれる方へ>
登山道上に雪はほとんどありませんが、羅臼側登山道の山頂直下へ向かう途中のルート上には50メートルほどの雪渓が残っていました。
また、屏風岩付近で前日にヒグマの目撃情報があり、この日も比較的新しい糞が登山道上にしっかりと残されていました。
知床の山では、雪渓に臨むためのアイゼンやピッケル、そしてヒグマ対策のためのクマ鈴やクマスプレーなど、事前準備をしっかりしてでかけることをおすすめします。
クマスプレーは知床自然センターや羅臼ビジターセンターで貸し出しもしていますので、ご利用ください。