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モクズガニ

 今日ご紹介する生き物はモクズガニです。このモクズガニ、知床のある川でサキイカを餌に釣り上げました。気になってモクズガニの生態を調べてみると、幼生は海でしか生きることができないため、親ガニ達は秋になると繁殖のために海へ下り産卵することがわかりました。私がこのカニを釣ったのは、河口から約1㎞の場所です。すぐ下流には高さ10m以上の魚道付き砂防ダムがあります。この砂防ダムを上がってくるモクズガニのパワーに驚きです。

 モクズガニの特徴は、名前の由来にもなっているはさみに生えた毛。大きな両ばさみにびっしりと毛が生えています。なぜ生えているのか気になりますが、詳しいことはまだ分かっていないそうです。ライオンは短いたてがみよりも長いたてがみを有するオスの方が強くてたくましく、メスからモテるそうです。モクズガニの毛もオスが自分の強さをメスに示すシグナルなのかもしれません。ただ実際のところモクズガニに聞いてみないとわかりませんね。

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 モクズガニにとって秋は恋の季節です。秋を迎えた知床、そろそろモクズガニが繁殖のために川を下り始める頃です。皆さんも知床を訪れた際は、川を覗いてモクズガニ探しをしてみてはいかがでしょう。
(インターン 小林)