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ラン科の行く末

今朝は9℃すっかり冷え込み、花も縮んでいるだろうなあと思いながらフレペの滝遊歩道へ向かったのですが、ギンランがひっそり咲いているのを見つけました。実はこのギンラン、昨年は全く見当たらず、さてはエゾシカに食べられてしまったのでは?と、その身を案じていたところでした。

ラン科とユリ科はエゾシカによって食べられてしまうことが多く、エゾシカの増加に伴い、フレペの滝遊歩道周辺だけでなく、知床全体でその数は減少しています。かつてフレペの滝遊歩道もエゾスカシユリなど大型のユリが咲いていたのですが、ここ近年は一株見られたらラッキー!という、そんな寂しい感じになってきています。

なので、私はラン科やユリ科を見つけると一気にテンションが上がってしまい、その場から動けなくなってしまいます。

(担当:片山)