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冬の森

風景

知床自然センターの目の前の道路を挟んで反対側にある、森づくりの道の開拓小屋コースの巡視に行きました。

この日は天気があまり良くありませんでしたが、視界を遮るものがないため知床連山がとても近く見え、迫力を感じました。

冬の森を歩く楽しみの一つとして、動物の足跡を観察することがあります。

特に哺乳類はなかなかその姿を見ることができませんが、足跡を通してその存在を感じることが出来ます。

この写真はキツネの足跡なのですが、キツネがどのように歩いたのか想像してみて下さい。

あちら側にいこうとして止めたのかもしれませんし、何かを追いかけていたのかもしれません。

 

他にも様々な種類の動物の足跡が遊歩道沿いに残されています。

知床自然センターには動物の足跡の展示物もあるので、遊歩道に行く前に少し予習をしていって、足跡の主の行動を想像してみると面白いですよ。


遊歩道沿いの看板にはシマフクロウがモチーフとなっている100平方メートル運動のキャラクターである「へーべぇ君」が描かれています。

シマフクロウが住めるような大きな森になるようにという思いが込められています。

これからもより多くの動物が住める森があって、その存在を私たちが感じることができる環境が残り続けてほしいと思います。

 

(インターン 山口)