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昨夜は中秋の名月でしたが皆さんご覧になられたでしょうか。
知床では快晴となり、知床峠からは国後島から上る月を見ることができました。
月の左側の山が羅臼山、右側の山が泊山です。
月は地球から40万㎞も離れています。昔から人は月に色々な姿を想像し、竹取物語のように月面に別世界がある事をイメージしました。しかし科学の発達は月の真の姿を明らかにし、別世界のイメージを打ち砕いてしまいました。月には森も海も川も雲もなく、生き物が存在しない岩石だらけの無機質な星だったのです。
近年、国際社会では宇宙開発の拠点として月の開発を目指す動きがあるようですが、ここで人類は何をしようというのでしょう。足元の地球を見れば生命に溢れています。暑い国、寒い国もありますが、空気も水もあり175万種以上の生き物が生きています。
空を見上げる時、月だけでなくこの大地のことも想いたいものです。
(担当:ノセ)