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どんぐり
山の木々が黄色や赤色に色づき始め、季節の移り変わりを感じるようになってきました。
フレペの滝遊歩道の巡視に行くと、
「ジュェー、ジュェー」
と、大きな声がしました。声がした方向を見ると、大きなミズナラの木にたくさんのどんぐりが実っており、きっとそれを食べに来たのであろうカケスが鳴いていました。
どんぐり・・・。どんぐりって何だろう?
どんぐりって実?種?
ということ、でどんぐりについて調べてみました。
まず、どんぐりとはブナ科の果実のことです。
北海道で見れるどんぐりは5種類あり、ミズナラ、カシワ、コナラ、ブナ、クリです。
特に知床で見ることができるのはミズナラとカシワの2種類です。
ミズナラとカシワの葉を見比べてみると、カシワの方が丸みを持ったギザギザした葉を持っています。どんぐりにも違いがあり、「どんぐりの帽子=殻斗(かくと)」を見ます。
ミズナラの殻斗は毛糸で編んだ帽子に似ていて、カシワはクリの毬のような形をしています。
コナラの葉はミズナラとよく似ていますが、少し細長く、裏は白っぽくて柄がミズナラより長いのが特徴です。
ブナの果実は三角錐の形をしているのが特徴です。
どんぐりを見つけて「あ!どんぐり!!」というのは、友達に会って「あ!人間!!」というのと同じでどんぐりに怒られてしまうかもしれませんね(笑)
是非どんぐりを見つけたら何のどんぐりか調べてみてください!
(インターン 川端)