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最近、惑星である木星と金星が接近しており、来る11月24日に最も接近するようです。
夕方に南西の方角を見ると明るい星が2つ見えます。
本日は金星が地平線に近い場所に、木星がその上に位置していました。
2つの星が大接近した後は、交差して位置が入れ替わります。
そして何と少し離れた空には土星も見えるのです。
太陽系の惑星のうち、木金土が一度に見られる。この天体ショーを見逃す手はありません。
知床で南西の空を見ようと思ったら、見晴橋が適地です。見晴橋は夕陽が綺麗なスポットでもあるので、夕陽を見た後は星々が現れるのを少し待ってみてはいかがでしょう。
金星は地球の内側を公転しているため、見えたと思ったらすぐに隠れてしまいます。そのため宵の明星とも呼ばれています。この金星と木星の大接近は、太陽が沈んでから夜になるまでのほんのわずかな時間しか見られません。
昼間は見えない星々の共演。暖かい装備をしてぜひとも観察してみてください。
(担当:ノセ)