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ミクロキッズ
「ミクロキッズ」という映画をご存知でしょうか。
機械のトラブルで体が身長6mmまで小さくなってしまった子供たちが、ミクロの世界を冒険するお話です。
芝刈りをしていない庭がジャングルになったり、スプリンクラーの雫が大嵐となったり、クッキーの1枚がごちそうになったり。
普段見ている景色が一変し、その中を進む恐怖やわくわく感がよく表現されています。
公開も1989年と古い映画で、今ではCGも見るに堪えませんが、当時は子供ながらに楽しく見ていました。
そんなことを思い出したのが、フキの花を簡易なマクロレンズで撮影してみたときでした。
道端にたくさん顔をだしている彼らも、キク科らしくたくさんの花が咲いていることが分かります。
フキに雄と雌の花があることはよく知られていますが、こちらは雄花です。
五裂した星のような花が、外周から咲いています。
こちらは雌花。
糸状の花ですね。
フキの花なら頑張れば肉眼でも見ることはできますが、道具を使うことで見え方が変わり、ちょっとでも面白くなればと思います。
ちなみに件の映画ですが、一匹のアリとの親交を描いたシーンがあります。
たかがアリ一匹、されどアリ一匹、命を感じる好きな場面です。
たまにはわざわざ小さいものに目を向けてみるのも、どうでしょうか。
(こん)