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妖精たちの舞踏会

今朝も雪がちらついたりと、春へ行きつ戻りつしている知床自然センター周辺ですが、

先週末のお天気の良い日にオロンコ岩に登ると、春の花たちが見ごろでした。

 

 

 

 

 

キバナノアマナ。

 

 

 

 

 

 

 

 

何度かこちらのブログにも登場しているエゾエンゴサク。

 

「貞三先生の花言葉 365篇」(倉本聰 著)によると、エゾエンゴサクの花言葉は

「妖精たちの秘密の舞踏会」。

この花言葉は、ドラマ「風のガーデン」の中で老医師の貞三先生が

その時の気分で勝手につくった何の権威もないものですが、なんとも言い得て妙です。

 

他にも

「天使の足跡」

「妖精ぶってる秋の妖怪」

「苦労させつづけた母親の通夜に、放蕩息子の送る涙の花びら」

……などと、全365の自由気まま花言葉が写真と共に載っています。

何の花のことばなのか?想像してみて下さい。

 

オロンコ岩を歩きつつ、自分でもこうして自由に花言葉を考えてみるのもおもしろいかな

とおもったところ、ちょうど岸壁にコモチレンゲが!

 

 

 

 

 

 

よし、ここは私もひとつ。

「子だくさんで忙しくても、美の追求に手抜きはないわよ。」

(なんだかそのままですみません。)

 

春めいた潮風のなか、大変なご時世ではあるけれど

こうした小さくとも確かな楽しみを大切にがんばろう、と感じたのでした。

 

(タカバ)