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冬らしくなってきました
12月3日に、ようやく雪がたくさん積もり一気に冬らしい景色になってきました。
フレペの滝の氷瀑も順調に成長中です。
また雪が積もると、普段見ることが難しい動物たちの生活を垣間見ることができます。
しかし「木から落ちた落雪の跡」や「人が手で付けた謎の跡」など実は動物の足跡ではないひっかけトラップがたくさんあるので、足跡探しには注意が必要です。
そして葉がすっかり落ちた森の中は、見通しが良くなり鳥を見つけやすくなってきました。
「シマエナガはどこで見られますか?」という問い合わせが多くなると冬を感じます。
夏よりも見つけやすくなるので、冬はバードウォッチングにもってこいの季節。
フレペの滝を歩くと姿は見えなくても、たいてい遠くからシマエナガの声が聞こえてきます。
ではここで森の中で小さな鳥を見つけられるようにトレーニング。
下の写真には「キクイタダキ」という鳥が1匹隠れています。さてさてどこにいるでしょう?
正解は……………
この葉っぱの陰に
かろうじて頭の黄色が見えています。
私は写真が得意でないため、残念ながら正解の鳥が分かる写真はございません。(証拠写真くらいは撮れるよう今後精進します)
キクイタダキをご存じない方は検索お願いします。「頭に菊を戴く」ように見えることからこの名前が付いています。
小さいうえに針葉樹の葉の周りをチョロチョロ飛び回っていることが多いので、観察にもなかなか難儀します。
しかし観察に夢中になるあまり、周囲の警戒を怠ってはなりません。まだすべてのヒグマが冬眠しているわけではないのですから。
みなさまも散策の際には十分注意してお楽しみください。
担当:もぎ