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森の中はすっかり雪景色、とはいえいくつかの植物はまだ実をつけている様子をみることができます。

まさかこんな寒い中で実をつけるだけで、寒さにやられるのを待っているわけでもないでしょう。

時には誰かに利用され、時には遠くへ運ばれるのを待っている?はず。

 

カラマツの球果、いわゆるマツボックリです。

さてこれを利用するは...

 

マヒワでした。

自然センターから行ける開拓小屋コースにはカラマツも多く、遊歩道周辺は貴重な食糧供給源のはず。

写真にはありませんが、ヒガラやハシブトガラらもよく見掛けます。

 

花火のようについた実が目立つこちらのハリギリの木には、ツグミの群れが。

身体の大きさに比して小さな実を、しっかり嘴でくわえている様子が分かります。(写真右上の個体)

 

冬の森に映える、鮮烈な色をしたツルウメモドキの実はどうでしょう。

赤い実は冬の最後まで残っている例が多く、これを利用する動物を私はまだ見たことがありません。

知っている方はぜひ教えてください。

 

近くにはツグミもいましたが,,,

残念ながら食べている様子までは観察できませんでした。

 

カラスが器用に木の上に止まっています。

くちばしを見ると、いかにも何か食べただろうというような丸いつぶつぶが。

大きさからするとツルアジサイだろうか?、などと想像してみます。

 

いきものたちが何を食べているのか、冬は特に厳しい季節ですから、じっくり観察していると分かってくることがあるかもしれませんね。

 

(こん)