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そっと見守るのも愛情です

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山を見るたびに日に日に緑色が濃くなっていく様子に、

とうとう夏が来るのか…!と冷感グッズ、保冷剤やアイスノンの準備&確認している、

暑さに弱い道産子の新人ぽんです。

 

 

以前よりこちらのブログをご覧の方や普段から散策、登山等をされている方にはそんなこと知ってるよ~!という内容かもしれませんが…

私のように動揺してしまった、または動揺してしまうかも!

という方はぜひ一緒に確認をしていきましょう。

 

 

「子鹿が弱ってうずくまっています!大丈夫なんでしょうか…」

先日、フレペの滝遊歩道の巡視に行った際に、

滝近くの茂みの中にうずくまっている子鹿ちゃんを発見した新人ぽん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「え!親は!?いない??怪我してるのかな!?どうしよう!」

とおどおどしてしまい、思わず無線でセンターへ確認。

 

 

「シカの新生児は天敵に見つからないよう、茂みに親が子どもの身を隠しているだけなので、そのままそっとしておいてあげてください」

 

そ、そうなんだ…!

 

直射日光当たってるけど大丈夫なのかな…

と暑さに弱い私はそんな心配もしつつ、子鹿ちゃんの様子を確認後すぐにその場を離れました。

(※ブログに載せている写真は距離を取って撮影しております)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5月下旬から6月にかけてのちょうど今時期、エゾシカは出産シーズンに入ります。

出産自体は茂みなど目につきにくい場所で行われます。

出生時の子鹿は体重約6キロ、産後2時間ほどで走り回れるようにはなりますが先程も記述したように、産まれてから約14日間ほど子鹿はヒグマなどの天敵に見つからないよう茂みや岩陰に小鹿の身を隠します。

そして、母鹿は1日に2~3回授乳に子鹿のもとへと戻ります。

 

ちなみに、鹿の「鹿の子模様」ですが木漏れ日と紛らわしく、外敵から身を守るのに役立つ模様だそうです。

 

 

茂みの中で子鹿がうずくまっていたとしても、身を隠し母親を待っているだけなので具合が悪いわけではありません。

 

山菜取りなどで山へ入った際に、この子鹿を母鹿とはぐれてしまった迷子だと勘違いをしてしまい、親切心から連れて帰ってしまうケースもあるそうです。

連れて帰ってしまうと…

 

誘拐になってしまいます~!!!

 

なので、もし散策や山菜取り、登山等でこれからの時期に子鹿を発見した場合は適切な距離を保ち、やさしくそっと遠くから見守ってあげて下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

可愛いからと言って、決して触ったり持ち上げたりはしないよう、お願いいたします!

 

また、出産時期の母鹿は子鹿を守るために気性が荒くなっていることもあります。

子鹿と自身の身を守るためにも、野生動物とのキープディスタンスを!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに…

こういった散策中の疑問や知床に住む動物、植物、開拓の歴史などについての案内が

「知床あんない手帖 Vol.1~ホロベツ~」

「知床あんない手帖 Vol.2~知床五湖~」

こちらの冊子にぎゅぎゅっと詰まっております!

(※本日、ご紹介した子鹿についてはVol.2~知床五湖~にて詳しく記述がございます)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

B6サイズで持ち運びもしやすく、巻末には白紙のページもありますので散策中のちょっとしたメモ帳代わりにもなりますよ~!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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1冊各550円のところ、ただ今期間限定で「Vol.1~ホロベツ~」と「Vol.2~知床五湖~」2冊同時購入で1000円となっております!

 

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(ぽん)

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