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いつもより早い春

季節イベント 風景

はやいものでもう3月半ば。

 

今年の冬は雪が少なかったうえ、3月は暖かい日が多かったためか雪解けがとっても早いです。

2月にオホーツク海を埋め尽くしていた流氷も去るのが早かったです。

 

ちなみに昨年度の流氷終日は3月26日でした。

 

 

それでもまだ少し水平線にうっすらと白い流氷が見える日もありますよ。

↓少し白いのが見えますか~?

 

 

そして今年はヒグマの冬眠明けも早かったです。

今年は3月1日にヒグマの冬眠明けが確認されました。

(ここ数年の冬眠明け確認日と比べるととても早いです!詳しくは↓)

https://www.shiretoko.or.jp/report/2023/03/7337.html

 

 

最近、少しずつ春のようなぽかぽかした日が増えてきた気がします。

先日、フレペの滝へ行くと氷瀑が無くなり、滝が流れ始めていました。

 

 

また別の日、朝外へ出ると雪が解けた原っぱの上にフキノトウが顔を出していました。

 

 

また別の日、畑へ行くと冬の間、雪下で一生懸命育った秋撒き小麦が顔を出し始めていました。

 

 

羅臼岳は少し雪解けが進み、山肌が見え始めた気がします。

 

 

 

また新しい季節がやってこようとしています。

青々とした美しい知床の景色が待ち遠しいですね!

Writer

米田紗衣

Sae Komeda

大阪府出身。立命館大学で環境教育について学ぶ。
大学在学中に一般企業への就職が決まるも、
テレビで見た知床の姿に魅了され、知床財団へ。
好きないきものはシャチ。