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春の虫

春の虫

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虫たちが活動する季節がやってきました。春の暖かい日はエルタテハ、クジャクチョウ、コヒオドシなどのチョウが日向に出てきます。これらのチョウは夏に羽化して成虫で越冬するので、春夏秋冬いつでも(冬は偶発的に)見かけることがあります。しかし、今回ご紹介するのは、春にしか見られない虫、ビロードツリアブです。このアブには口の先がとても長いという、他のアブにはあまり見られない特徴があります。いかにも刺してきそうな形をしていますが、ビロードツリアブの成虫は花の蜜や花粉をエサとしているので、この細長い口を使って花の奥に隠れた甘い蜜を吸います。オスは主に蜜を食べ、メスの場合花粉も多く食べているらしいですが、メスは産卵するためには蜜の採食だけではタンパク質が足りないのかもしれませんね。

ちなみに写真のビロードツリアブはオスです。ハナアブやハエは多くの場合、左右の眼が頭の上で接しているかどうかでオスかメスかを見分けられます。オスは眼が大きいので左右が接していることが多いです。窓のすき間などに落ちているハエの顔をよく見てみてください。きっと違いが分かると思います。

アブやハエなどの昆虫はあまり好かれていない虫が多いですが、これを機によく観察してみてはいかがでしょう。

(担当:新庄)

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