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フキノトウのトウ

フキノトウのトウ

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長い冬が終わり知床にも春が訪れました。

しかし場所によって残雪は多く、そして油断しているとまた大雪が降ったりするのが北海道です。

辛く長い冬の時代を生き延びた生き物だけが春を謳歌できます。春を表現する言葉は色々ありますが、どの言葉を用いても表現しきれない、語彙が足りない、そんな風に感じます。

旬というものは五感で感じたいものですが、やはり春といえば山菜も一つの楽しみではないでしょうか。いまはフキノトウが旬ですね。てんぷらやフキ味噌など色々と楽しめます。

フキノトウとはフキの花ですが、この辺りに生育するのはアキタブキというキク科の多年草です。小さい花の集合花で、拡大して見ると小さい花弁が見えます。

フキノトウ02

先日、フキノトウのトウって何だろうという話題が出て、気になって少し調べてみました。

漢字で書くと「蕗の薹」ですが、薹とは菜っぱやフキの花茎を意味する言葉だそうです。

今はあんまり使わないかもしれませんが、「薹が立つ」という言葉は、花茎が成長して葉や茎が固くなり食べ頃を過ぎることを意味します。

転じて「薹が立つ」は人にも使われることがありますが、これはあまり良い意味では使われません。年頃や盛りを過ぎたという意味で使われる言葉ですから。

フキからしてみれば、冬を耐え忍んでこれから花を咲かせる時期です。植物の目的は花を咲かせ種を散布することですから、これからが最も輝く時期だと言えるのではないでしょうか。

「薹が立つ」なんて言葉は食べる(利用する)側からの一方的な見方でしかないのだと思います。

(担当:ノセ)

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