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エゾハルゼミの声を聞くたびに

エゾハルゼミの声を聞くたびに

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今年も約束したかのようにエゾハルゼミが鳴きだしました。

エゾハルゼミは半翅目セミ科ハルゼミ属のセミで、日本に広く分布してます。北海道では平地で普通に見られるセミです。

森の中ではエゾハルゼミの声がシャワーのように降り注ぎ、結構な音量なのですがいつしか耳が慣れて、気にならなくなってきます。これは脳が余分な情報をふるいにかけて気にならなくしているためでしょう。

しかし耳はやはりセミの声をずっと感知していて、その信号は脳に届いています。だからセミの声はいつしか記憶と結びつき、セミの声を聞くたびにその季節の大事な記憶が呼び起こされるような気がします。

ずいぶん前ですが椎名林檎さんの「蝉の声を聞くたびに目に浮かぶ…」という歌い出しの曲がありましたね。皆さんはセミの声を聞いて何を想い出すでしょうか。

私はエゾハルゼミの声を聞くと今はなきヒグマ対策犬レプンのことを思い出します。レプンの定位置はイタヤカエデの根元で、こちらを見ると嬉しそうに挨拶してきました。イタヤカエデの下では毎年、初夏になるとエゾハルゼミ、夏になるとコエゾゼミが鳴いていました。

大切な記憶は、色々な音や匂い、光景と結びついています。

(担当:ノセ)

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