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ツリークライマー

動物

クライミングをしたことはあるでしょうか。

手足を駆使して壁や岩、樹などを登っていくスポーツです。

自分が四本足の動物になった気分になれるし、上に登れた時は達成感があります。

ただリスやサルなど樹上性の動物にはかなわないですね。

ただ自然界には後足だけで垂直の樹を登れる鳥がいくつかいます。

自然界の名クライマーたちを紹介していきましょう。

キバシリ。名前の通り「木を走る鳥」で樹木を登りながら樹皮の間にいる虫を食べます。クチバシは細長く曲がっています。

コゲラ。キツツキの仲間で、樹木を登りながら木の中にいる虫をつついて食べます。足と尾で体を支え、クチバシで木を勢いよく叩きます。

ゴジュウカラ(メイン画像もゴジュウカラです)。樹木を自由自在に歩き回り虫や種を食べます。クチバシで樹皮をつついたりはがしたりもします。

キバシリやコゲラは基本的に下から上へ登っていきますが、ゴジュウカラは下向きに降りたりオーバーハングした枝でも普通に歩いたりできます。

秘密は体の割に大きくて長い足の指と爪です。その強力な足の指で樹皮をがっしりと掴めるから、どんな場所でもスイスイ登っていけるというわけです。

そもそも空を飛べるというだけでもすごいのに、こんな特殊能力がある鳥たちには驚きと感動を覚えます。

(担当:ノセ)