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波間にケイマフリを探して

動物

ケイマフリは沖の方にいるイメージで、以前一度、船からその姿を見たことがあります。

メガネが溶けたような白い模様、真っ黒な身体、そして真っ赤な足。

青い海に突然現れるその赤色は、一度見ただけで何度でも鮮明に思い出すことが出来ます。

 

ちらりと赤い足が見える

 

彼らは国内の天売島・斜里付近・知床半島で繁殖が確認されており

世界的に見て、数は減少しているみたいです。

知床ではこれからの時期、主に船からその姿を確認することができます。

 

海に潜って魚をとります

 

最近、岸からそう遠くない場所で観察できました。

なぜ近くに来ているのかは分かりませんが、ウミウやヒメウに混じり、白いメガネ模様の彼らが見えたりします。

数は多くなく、1~2羽がぽつりぽつりいるだけです。のんびりとお腹を上に向けたり、水中に潜ったり、飛び立ったりしています。

波間に1羽のケイマフリを探すのは少し大変ですが、今日もいるかも・・・という期待に押され、毎度双眼鏡をのぞいてしまいます。

 

(担当:つくし)