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鵜呑み

鵜呑み

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オロンコ岩に営巣しているウミウですが、ヒナの成鳥具合はどうだろうと思って見に行ったところ、もう親鳥と変わらないくらいの大きさまで成長していました。

どうやら巣立ちも近そうです。

大きくなっても親鳥に甘える幼鳥たち。大きくなった分、食べる量も増えているのでしょう。

幼鳥は親鳥の口の中に顔を突っ込んで餌をもらいますが、大きくなると親も苦しそうです。

餌は海中で捕獲した魚です。多い巣では4羽の幼鳥がおり、親鳥もここまで大きく育てるのは大変な苦労があったに違いありません。

人との関わりを見ると、ウミウは鵜飼いに利用されるなど古くから文化的な関わりがありました。

『鵜呑み』という言葉はウが魚を噛まずに丸飲みにする姿から、人から言われることをよく考えず採り入れる事をさすようになりました(広辞苑より)。昔の人はウの習性を観察していたのでしょう。

同じ岩壁ではオオセグロカモメの親子も見られました。こちらはまだ幼鳥の成長が遅く、巣立ちまで時間がかかりそうです。

同じ海鳥ですが、ウミウは潜水して獲物を捕るのに対し、オオセグロカモメは潜水ができず海面近くに浮かんできた魚やオキアミなどの他、漂着した死体などを食べます。またオオセグロカモメは漁業や釣りのおこぼれをもらったりと、人間を利用する事も覚えているようです。

海鳥の中でも生きる戦略はそれぞれ工夫しているようですね。

(担当:ノセ)

 

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