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シマリスの秘密ポケット

シマリスの秘密ポケット

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今年はドングリの実りが良いようで、森のあちこちで落ちているのを見ます。

ドングリとはざっくり言うとブナ科の樹木がつける果実のことですが、知床では主にミズナラとカシワがドングリを実らせます。

ドングリは多くの動物にとって重要な食物になっており、ヒグマ・エゾシカ・カケス・エゾタヌキ・エゾリス・シマリス・ネズミ類などが食べます。

また動物によっては食べるだけでなく、冬の期間の貯蔵食として今のうちに貯め込んでおきます。

ドングリを貯め込む代表的な動物がこちら、エゾシマリスです。

エゾシマリスは齧歯目リス科の小動物で、冬は土中に穴を掘って冬眠しますが、時々起きて貯蔵食を食べます。そのため今の時期は冬眠用の貯蔵食を集めるのに大忙しです。

食べ物を運ぶのに非常に便利なのが、このほっぺの秘密ポケット。

見つけたドングリは一時的に頬袋に蓄えますが、何とドングリなら6個も入るそうです。

エゾシマリスの体重は100グラム前後で、ミズナラのドングリは1個4~5グラムです。6個だと相当な重さになりますね。人間が真似しようと思ったら、顔面が崩壊してしまいます。

まだまだ入る頬袋

ほっぺの秘密ポケットはエゾシマリスが小さい体で北海道の長い冬を乗り切るため、進化で獲得した特殊能力というわけです。

(担当:ノセ)

 

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