秋の夜長、交通事故にご注意！

　 今年知床も例年なく厳しい残暑が続きましたが、ようやく秋の気配が。なによりも、日々早くなる日没で季節が確実に移り変わっていることを実感します。 　先日、五湖フィールドハウスから帰宅途中の職員が道路にうずくまるエゾフクロウを発見、保護しました。翼が上腕部で骨折し、片目は出血して真っ赤で、ぐったりしていました。どうも車と接触したようでした。その後、幸い命は取り留めましたが、翼と目は元に戻りそうにはなく、野生復帰は難しいと思います。 　この季節、動物たちは冬越しの準備に大忙し。一方で日没が早くなり、ドライバーは動物に気づくのも遅れがちで、多くの野生動物が交通事故の犠牲になります。 　秋の夜長、運転の際はくれぐれも野生動物との交通事故にご注意！（担当マス）