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えぞくろてん
吹雪がようやくおさまった夜のことでした。仕事場から車で帰宅途中、国道の中央に何か白いものが見えました。 気になって引き返してみると、車にはねられたエゾクロテンで、丸くなってまるで眠るように死んでいました。幅の狭い道なら、木から木へジャンプして横断できますが、さすがに国道は道路上を走り抜けるしかありません。吹雪がおさまったので食べ物探しに出かけて事故に遭ってしまったのかもしれません。 少し先の路肩には今度はエゾタヌキがやはり交通事故に遭い死んでいました。傍らにはつがいなのか、もう一頭のタヌキが死体をクンクン嗅いでいました。 例年なく、雪も多く厳しい冬です。動物たちも必死、みんな余裕がないのかもしれません(担当マス)。