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荒波をこえて
サケマス定置網漁は今年の漁を終え、ウトロ港では既に多くの漁船が陸揚げて冬支度に入っています。人の気配も少ない海岸には大波が白い飛沫をあげて砕け散っています。師走も間近となったここ最近は発達した低気圧が定期的に沿岸を通過し、その度に海は荒れ、厳しい北の海の表情を見せています。
そんな中で大波にのまれることなく波をかわしながら、ヒラリヒラリと軽やかに舞うカモメたちの姿が目を引きます。オオセグロカモメやウミネコ等の顔なじみに加えて、くちばしと脚の紅色が鮮やかなユリカモメ(右)や急降下ダイビングがダイナミックなミツユビカモメ(下)など冬鳥として飛来したカモメたちも姿を見せて今は種類も豊富、にぎやかです。
国道沿いや港周辺でも十分観察可能です。種類を識別したり、優雅に飛翔する姿を観察してみませんか?(担当:増田)