獲物、みぃ～つけた～！

　昼休み車で町に向かっていると、旋回するたくさんのワシたちの姿が。双眼鏡で追ってみると、上空からみんなキョロ、キョロ、そわそわとした感じで地上を見ています。なんとなく胡散臭さを感じて、車を降りて観察していると、スーッとみんな海岸へ降下していきます。降下した先をよく見ると海獣か何かの漂着死体があり、数十羽のオオワシやオジロワシがたむろしていました。

　漂着物はワシたちにとっては重要な食物です。それにしても彼らの獲物を見つける能力の高さと、その情報の伝播の速さには本当に感心させられます。
　もう一つ、オオワシの一見派手に見える白黒の体色が、雪が積もった岩場だと実は結構背景に溶け込み、保護色になっていると思いませんか？今日あらためてそう思いました（担当増田）。