STAFF BLOG
飛ぶって、ムズカシイ。。
どしゃ降りの雨の夜、非番の若手スタッフから、電話がありました。峠で交通事故に遭ったエゾフクロウを保護したとのことでした。ずぶ濡れで濡れぞうきんのようなフクロウをドライヤーで乾かして、ひとまず保温。幸い骨折はしていないものの、方翼は垂れ下がりくちばしに血糊がついて、片足が麻痺していました。
翌日以降、給餌にも慣れ、垂れ下がっていた翼もかなり元の状態に戻りました。もしや放鳥できるかなと思い、深夜の林道で放鳥してみました。しかし・・・。短距離なら飛べるものの、長距離は無理な様子、再び保護となりました。鳥にとって飛翔力はまさに命、餌もとることができず生きていけません。
再び、リハビリ生活に戻ったエゾフクロウ。深夜無人の廊下を飛んでリハビリに励んでいます(担当増田)。