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誰の仕業?Part2

動物

 

 巣箱の片隅に几帳面に積まれたドングリの山。きれいに殻(皮?)がむかれ、一部は薄皮もむかれていました。一体誰の仕業でしょうか?

 私の自宅周辺に取り付けたこの巣箱はコンパネ製の箱型で、シジュウカラなど樹洞で営巣する小型の鳥類や、モモンガ、ヒメネズミなどの小ほ乳類がねぐらや繁殖場所として利用します。1年に1回、気温が下がり巣箱の利用頻度が低くなるこの時期、巣箱内部の古い巣材などを取り出し、清掃します。古い巣材をそのままにしておくと、腐敗し不潔になるためです。動物も清潔な住まいを選びます。
 というわけで、大家の私は少しずつ清掃をしていましたが、残り最後の1基の巣箱の屋根を開けてみると、写真のような状態でした。巣材を集めた入居者とドングリを貯めた入居者は同一なのか、それとも別なのか、謎です。

 巣箱には誰もいませんでしたが、ドングリを貯蔵した誰かが戻った時のために、結局掃除はあきらめてそのまま元の位置にそっと戻しました(担当増田)。