アトリ大群飛来。そして受難。

　今日、仕事でウトロから根北峠経由で羅臼に向かいました。その途中、いたるところで小鳥たちの群れに出会いました。雪解けの進んだ路肩で側溝などに吹き溜まった種子か何かを一心不乱についばんでおり、よく見るとどれも同じ種類の鳥、アトリの群れでした。
　車が通りかかる度にアトリたちは一斉に飛び立ちますが、再び同じ場所に舞い戻ります。よほどおなかがすいているのでしょうか？運転していると対向車の接近で飛び立った群れのうち、タイミングの遅れた数羽が車に巻き込まれ、道路に叩きつけられる光景を何度も目撃しました。道路際での食事は危険と隣り合わせ。羅臼に着くまでの間に４羽拾いましたが、いずれもほどなく息を引き取りました。もっともっと事故に遭った鳥はいたはずです。
　大群飛来は低気圧のせいだったのでしょうか？わかりません。それにしてもせっかく春を迎えたのに、交通事故で命を落とした鳥たち・・・。なんとも切ない光景でした（担当増田）。