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マダニ注意報
新しい春が来た、希望の春!
外にいても暖かく、思わず腕まくり。
あれ、こんなところにホクロあったっけ?ギャー、ダニだー!
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知床は野生動物が多く、シカなどは間近で見ることができます。野生動物が多いということは、それに寄生するマダニやシラミも多いということになります。そしてマダニは人間からも吸血しようと皮膚にとりつきます。
春は多くの生きものが躍動する時期。それはマダニも同じで、新しい宿主を求めて活発になっています。マダニは草薮などで宿主となる動物が通りかかるのを待っています。草薮に入った後は要注意ですね。
マダニはすぐに噛むわけではなく、しばらくうろうろします。特に衣服の下の暖かい場所に入って噛むので、靴下の裏やズボンのベルト周りなどに注意です(経験談)。
野外に出る以上、マダニが体につく可能性はあります。体についたダニはすぐに取れば危険はないので、ダニが目立つような白っぽい服を着た方が良いです(これも経験談)。
衣服についたダニはガムテープなどでペタペタすると容易に取れます。
マダニが媒介する感染症がいろいろありますが、少し皮膚についたくらいで簡単に病気にはなりません。私も過去に何十回も噛まれてますが、病気になったことはありません。
野山にはこのような生き物もいるのだということを、知っておいてください。
(担当:ノセ)