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白いノスリ
空を見上げていると、やけに白っぽい猛禽が数羽飛んでいました。
形や模様はノスリっぽいのですが、普通のノスリよりとにかく白い。
尾羽の先が黒いところを見ると、これはケアシノスリという種類のようです。
周りを見るとどうやらケアシノスリばかりのようで、数羽が空中でホバリングをしていたかと思うと、急降下したりを繰り返していました。どうやらネズミか何かを捕っているようです。
ケアシノスリは日本では子育てせず、冬鳥として渡ってくる鳥です。春になると北の大陸に戻るため、これらのケアシノスリは旅の途中なのかもしれません。知床は大地の果て(シリエトク)であるから、大海を渡る前にここでしばし栄養補給をしようと思ったのかもしれませんね。
(担当:ノセ)