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完成までもう少し
いつの間にか夏が終わってしまいました。
寂しいやら、心残りやらで、人の心は後悔ばかりです。
実はシカたちにとってはこれからが青春の季節なのです。
自然センター周辺のオスジカの角は、袋角から枯角に変化しています。
これは繁殖期が近づいている証拠です。
角から何かボロボロしたものがぶら下がってますが、これは古い皮膚です。
オスジカはかさぶたをはがすように自ら角を木などにこすりつけ、皮膚をはがし角を露出させます。
血が出たりしているので、見た目は痛そうですが、オスジカにとっては必要な過程です。
基本的にシカはおとなしい生き物ですが、繁殖期のオスは秋になると少々気が荒くなります。
なので近づきすぎない方がいいでしょう。
昨年は血気盛んなオスジカが芝生の上で格闘してましたが、今年はどうなることでしょうか。
(担当:ノセ)