ヒメクチバスズメガ

昨日、知床五湖フィールドハウスで見つけた蛾です。

おそらくヒメクチバスズメだろう、ということで。

だいぶ弱っていたみたいで、観察のために入れた袋の中でも騒ぐことなく、

黙ってじっとしていました。

蛾の、黒くて大きな目には何も映っておらず

そのままずっと見てしまいそうな、不思議な目だなあと思いました。

私自身、蛾に対する恐怖はまだまだあるのですが

その見た目の美しさには目を奪われます。

蛾の羽には、蝶が持つ華やかな美しさとは違う

どこか恐怖が混じった、そんな美しさがあると思うのです。

この時期、私の好きなオオミズアオという蛾もよく飛んでいるらしいので

見つけたらまた、描き留めておきたいと思います。

(担当：つくし)