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ルドベキアの花束を
はたから見ると変な光景に見えたかもしれません。
男達が寡黙に花を摘んでいる。黄色い綺麗な花を摘んでいる。
花の名はルドベキア・ヒルタ(Rudbeckia hirta)。またの名を黒い瞳のスーザン(black-eyed Susan)。花言葉は正義。
きっとこの人たちは大事な人にルドベキアの花束を贈るために花を摘んでいる・・・
実際はそんなロマンチックな理由ではありません。
この花はアラゲハンゴンソウ(粗毛反魂草、漢字で書くとひどい名前・・・)。
北アメリカ原産の外来植物です。
この日は岩尾別川沿いの草地でアラゲハンゴンソウの除去作業を行いました。
何年も同じ場所で除去作業をしてますが、それでもなくなりません。
抜いた花は車の荷台いっぱいになりました。これらは種を飛散しないよう焼却処分にします。
本当に、花を摘む理由が花束を作るためだったらどれだけいいでしょう。
※外来種の除去を目的に花を採っています。国立公園内ではむやみに植物を採らないようお願いします。
(担当:ノセ)