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先日、「写真ゼロ番地」の写真ワークショップ「日本一の鮭を撮る」に参加してきました。
知床・斜里町は、実は鮭の漁獲量14年連続日本一。
そんな活気に溢れる鮭の水揚げシーンを、知床国立公園すぐそばのウトロの町で見られることをご存知ですか?
場所は「ペレケ新港」、道の駅うとろ・シリエトクの真裏です。
2階が無料の駐車場、観覧スペースになっています。
その名の通り新しい漁港なのでまだあまり知られていないようですが、誰でも入ることができるんですよ。
一つの漁船にこんなにたくさん!鮮やかな生命の色。
そろそろ水揚げが始まりそうです。
秋鮭シーズン中は、朝7時頃から9時半頃まで、ほぼ毎日この光景を見ることができるそうですよ!(日曜休)
水揚げを観賞した後は、同じくウトロ町内にある「ペレケ川」に移動。ウトロ温泉バスターミナルのすぐ脇です。
ここでは鮭の遡上を見ることができます。川沿いに歩道が続いています。
鮭は3年〜4年をかけてベーリング海やアラスカ湾を回遊した後、自分の産まれた川に戻ってきて産卵をすると言われています。岩や激流を乗り越え、文字通り身を削って遡上する姿に心打たれます。一体何が彼らを動かしているのでしょうか?
産卵を終えると力尽き、その生涯を終えます。
自らの生命を全うした姿。新しい生命はこの川からまた始まっていきます。
命を繋ぐ鮭たちの雄大さ、そしてそれが私たちの暮らしや野生動物たちの恵みとなっていることを強く実感します。
ウトロの町で見ることができます。知床にお立ち寄りの際は、ぜひお立ち寄りくださいね。
川村