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ヘヴィ級の鳥たち
知床で冬鳥はどこに行ったら見られるのか。
手近なところでは斜里川の河口が水鳥を中心に色々見られます。
知床斜里駅から500m程西側に行くと斜里橋という大きな橋があり、そこからオオワシやオジロワシ、オオハクチョウ、カモ類(マガモ、ヒドリガモ、ホオジロガモ、などなど)を観察することができます。
駅から歩いて5~10分程なので、手軽にバードウォッチングを楽しんでみてはいかがでしょうか。
この日は斜里川の河口に魚の死体が漂着していたと見え、オオワシとカラスがたくさん集まっていました。
オオワシとオオハクチョウも一緒にいました。2種ともロシアの方から越冬のため渡ってくるので、顔見知りだったりするかもしれません。
実は日本の鳥の中でオオワシとオオハクチョウは最大級の鳥です。
オオワシは体重6~9kg、オオハクチョウは8~11kgもあり、哺乳類のキツネやタヌキより体重が重いのです。お米を買ったことがある人なら10kgがどれだけ重いか分かると思います。
こんなに大型の鳥が街の中心地近くにたくさんいるとは驚くべきことかもしれませんね。
(担当:ノセ)