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オオワシをのぞく時、オオワシもまたこちらをのぞいている
知床の河川沿いでオオワシが見られるようになりました。
まだ河川にシロザケが残っているため、それを食べに集まってきているのでしょう。
この時は河畔林にオオワシ8羽、オジロワシ1羽を確認することができました。
ワシなどの猛禽類は非常に視力がよく、イヌワシなどは1000m先の獲物が見えると言われています。
そのためワシは人の存在にはすぐに気がつき、少し変な動きをするとすぐさま飛び去ってしまいます。
この時は道路から2000mm相当の望遠カメラを使って撮ったので、ワシの方もあまり気にしなかったようです。しかし道路から外れて近づけば逃げてしまうでしょう。
オオワシはユーラシア大陸から越冬のために日本に来訪する渡り鳥。数ヶ月の間ですがまぎれもなく日本の鳥です。彼らが無事に冬を越し、春になったら故郷に戻れるよう見守りたいですね。
(担当:ノセ)