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小さいけど鷹
今日は住宅の庭で死んでいたという鳥を引き取りました。
ツミという小型のタカでした(※)。
どうやら窓への衝突で死んでしまったようです。
窓ガラスに鳥がぶつかることはよくあり、軽い脳震盪ですむ場合もあれば首の骨が折れてしまうこともあります。今回は当たり所が悪くてそのまま死んでしまったようです。
ツミはハトよりもやや小さいくらいのタカ科の猛禽で、日本に広く分布しています。体色からメスと判断されました。
体重はわずか148グラム。しかし小さいけれどもやはり猛禽。この鋭い爪で小鳥を襲って捕食します。
強く押せば皮膚に刺さるくらい鋭いです。
知床ではオジロワシやオオワシといった大型の猛禽が目立ちますが、ツミような小型猛禽も生息しています。生きている姿に会いたかったですね。
(担当:ノセ)
※追伸
非常に小型だったので最初ツミだと思われましたが、ツミは夏鳥であるためハイタカのオスではないか、という見解になりました。紛らわしい記述をして申し訳ありません。