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斜里町でマガンの飛来を確認しました。
オオヒシクイとの混群で、数十羽の群れでした。
手前の小型で嘴の付け根が白いのがマガン、嘴が黒っぽくて大型のがオオヒシクイです。
比較してみるとオオヒシクイの方が結構大きいことが分かります。
マガンやオオヒシクイは冬鳥として本州に飛来し、春になるとユーラシア大陸に戻り繁殖します。
斜里町はその旅の通過点であり、羽を休める場所というわけです。斜里町ではオオヒシクイの割合が多く、マガンは少数派のようです。
最近のニュースでは、美唄市の宮島沼で数万羽のマガンが集結したと伝えられています。
斜里町のマガンは別ルートで北上する群れなのかもしれません。
このマガンとオオヒシクイが一緒に旅をしているのか、たまたまここで出会ったのかは分かりませんが、種の異なる生き物が争いなく共に過ごしている姿を見ると、なんとなく心が和みます。
(担当:ノセ)